2021年6月のブログで私は、ランニングを始めたと宣言しています。体力的に自信のついた私は、自信過剰にも「山で置き去りにされても動揺しないかも」などと調子に乗っています。 それから早1年3ヶ月、明日“アップルマラソン”に出場します。いや10キロですが。2年前の自分には想像だにできなかった事です。 マラソン大会も、コロナの影響で各地で中止になっていました。コロナ禍も年数を重ねると、うまく付き合っていかないとと思う人が増えたのか、もう慣れて危機感が薄まってきたのか、“敵”の性質を理解できてきたのは大きな理由でしょう、イベントや祭りの復活とともに、各地で再開されるようになりました。むしろマラソン大会の復活は、各種イベントの先駆けだったようにも思います。 3年ぶりに青森市で開催された“さくらマラソン”が、私の大会デビューでした。10キロですが。 マラソンの諸先輩方は「普段5キロ走っていれば10キロはいける」と口を揃えて言います。いやいや、物理的に考えてありえないでしょと反発しつつも、歩いたって棄権したって誰にも迷惑かけないし咎められることもないしと思い直し、エントリーしました。 走ってみると、普段と違い車道を堂々と走れることと、名前も知らない沿道の人々や給水所スタッフの方々の応援が驚くほどの力になることに気がつきました。テンションは上がりまくり、勢いで走れてしまいました。ゴールしてからもなお「あと10キロいけるかも」などと大それたことを言ったくらいです。 大人になると応援されることも少なくなってきて、どんな感情が湧いてくるかなんて頭で考えられることしか浮かんでこなかったけれど、こんなに大きな力になるんだと実感できたのでした。 わずか大会2回目の出場で、それも走る前に宣言するのも何ですが、5年以内にフルマラソンに出ます。 [2022.10 Y.Ohtaka] コメントの受け付けは終了しました。
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