今年も残すところあと半月となってしまいました。話題となった大河ドラマも残り1話、まもなくクリスマスそしてすぐお正月です。 昨年から、NPOでクリスマスの時期に「ギビング・ツリー」を行なっています。 もとは、大きなツリーにサンタさんの来ないお子さんが欲しいものを書いて吊るし、道ゆく大人がそれを見て贈りたいプレゼントをそっと木の根元に置くという、心温まるアメリカの習慣だそうです。いもとようこさんの絵本『プレゼントの木』をベースに八戸のこどもはっちさんが2020年に始めたのを参考に、青森市そして今年は弘前市にもエリアを広げて行いました。 色々ツッコミどころの多いギビングツリーではあります。「本当に困っているお子さんなの?」とか「物が指定されてるの?家にあるおもちゃじゃだめなの?」というご意見もあります。でも私たちは福祉団体ではないし、単純に「贈ってあげたい」という気持ち、「誰か分からないけど本当にプレゼントをくれた!」という嬉しい気持ちが大事だと思っています。きっと双方ともに何かが残るはずだと。 嬉しいのは、プレゼントを買って持ってきてくださる時に「私も楽しませてもらいました」と仰ってくださるプレゼンターさんが何人もいらっしゃることです。 そして私たちは、短くてもメッセージを添えて頂くようお願いしています。これが子供達にとってはプレゼント以上に嬉しいようで、クリスマスに受け取りに来てメッセージを見つけた時のお子さんの反応を、プレゼンターの皆さんに是非見せてあげたいと思うのです。 子供達からのお礼メッセージもお届けしていますが、とても可愛らしく、涙して読んだというプレゼンターさんもいらっしゃいました。 もらう幸せは勿論嬉しいです。でもきっと“あげる幸せ”の方が幸福感の持続が長いような気がします。プレゼンターのみなさん、今年もありがとうございます。 メリークリスマス!そして良いお年をお迎えください! [2022.12 Y.O] |
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