物事には重要なこととそうでもないことがあります。また、急ぐべきこととそうでもないことがあります。この2つの分類を組み合わせると、第1領域時間(重要&緊急)、第2領域時間(重要&非緊急)、第3領域時間(非重要&緊急)、第4領域時間(非重要&非緊急)とういう4つのマトリクスが出来上がります。 普通、真っ先に取り組むのは第1領域時間ですよね。確かに、重要&緊急である第1領域時間に目が行きますが、実はポイントとなるのは重要&非緊急の第2領域時間なのです。自己啓発、日々の学習や練習、長期にわたるプロジェクトの計画や準備、人材育成、メンタルヘルスなどがこれにあたります。 小学生のころ、夏休みの宿題…明日からやろうと思って過ごすうちに、気がついたら明日が始業式。泣きながら宿題をやった経験はありませんか。これは、当初、第2領域時間(重要&非緊急)だったものが、時間の経過によって第1領域時間(重要&緊急)に変化してしまった例です。 重要度は同じも、第1領域時間には余裕がありませんから、「泣きながら」やることになってしまいます。そして、時間に追われますから「やっつけ仕事」になってしまいます。ですから、できたとしても質の低下は否めません。つまり、第1領域時間ではなく第2領域時間のうちに処理すればいいわけですが、ポイントは、そうすることで「第1領域時間にずれ込むことを防止」できるということ所にあります。 重要事項を優先する=第2領域時間を管理する。これはステーブン・R・コヴィーの7つの習慣のおける第3の習慣でもあります。ごく当たり前のことではありますが、意識して臨まないとつい重要なことを先延ばしにしてしまうものです。分かってはいるのですが、僕もまだまだ修行が足りません。今月もブログを書くのが遅くなってしまいました。(反省) [2023.9.27 坂本 徹] コメントの受け付けは終了しました。
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