|
青森に来て最も感激したのは、白鳥の飛来です。そもそもがとても大きい鳥ですから、天気の良い日に空高く飛ぶ白鳥の地面に落ちる影は驚くほど大きく、来青した当初は何事かと本当にびっくりしたのを覚えています。 今や私の中では、白鳥の飛来は季節を告げる風物詩です。 秋も深まり大分寒さが増してきた頃、ふいに褐色の空のどこからか白鳥の鳴き声が聞こえると「ああ、ついに冬が来るなぁ」と、近く始まる雪への心構えをします。そしてまだ雪に埋もれた冬のある朝、白鳥が北へ向けて飛び立つ声が聞こえると「もうすぐ春が来る!」とわくわくするのです。 野鳥と共に生きる宮城県の蕪栗沼では、人による環境保全で小魚が増え、それに伴い増えた野鳥によって周辺の水田の土壌が改良され良質の作物が採れる、人と自然の共生が成されています。人の手だけでは成し得ない自然の摂理を知ることができます。 鳥のただ生きるための行為が、意図せず土壌改良につながり、環境保全につながっていく。意図せず誰かに、何かに影響を及ぼしていたような事って私たちにもあるのではないでしょうか。 何かを成さねばと気張らなくても、こういう事ってあり得る。良いじゃないですか、生きてるだけで。 さて、今年もギビング・ツリーの季節がやって来ました!何かをするには、小さなアクションも大事。 [2025.11 Y.O.] コメントの受け付けは終了しました。
|
アーカイブ
11月 2025
|