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人はすべての情報を、自分のフィルターを通して見ています。自分はそうではないと言う人も、先ずはそうであることを自覚すべきでしょう。 とはいえ「知っている」ということは、何よりも不安な気持ちを軽くしてくれます。人間、先が分からないことほど恐怖なものはないからです。だから、色々と経験し学ぶことが必要です。学びは新しい文化文明を発達させますが、不測の事態に備えるという側面もあり、経験的学びは、特に有効です。 先週好評のうちに終わったNHKの朝ドラ「あんぱん」。これに気になる記事がありました。 アンパンマンが初のミュージカルになるというくだりで、突然穴の空いた舞台のコーラスに、やないたかしの妻のぶの妹メイコ(歌が好きで、過去にのど自慢のオーディションに出たこともある)が入るという場面に「そもそも50代の主婦ってもっとおばちゃんだから。それに突然舞台にあがるって現実離れし過ぎでしょ」という意見があったことです。 老けメイクをしても若い肌のハリは隠せない、違和感がある、コントみたいだ。と言う意見も結構あったようで、ドラマなんだからそこは想像力でカバーしようよと思うのですが、50代の主婦はもっとおばちゃんて…普通に私の周りを見ても、スタイル抜群で素敵な50代の主婦はたくさん居ます。百歩譲って昭和80年代の当時を思い返してみても…たくさん居た。 後年の喋り方にも指摘があったようですが、私は逆に威勢の良かったのぶが70代になり、病後とは言え非常にゆっくり喋ることに違和感を覚えました。自分の祖母を想って演じたそうで、老け役づくりの定番なのでしょうが、実際の70代はそれ程ではありません。歳をとったらゆっくり喋る、世の中のイメージなのでしょう。 人は多かれ少なかれ、自分のイメージの中で生きています。ヒューマンライブラリーは、対話によって既成概念を壊し、改めて相手を知ることで理解しあうというイベントです。 今年もやります11月29日、弘前学院大学のチャペルで。乞うご期待! [2025.09 Y.O.] コメントの受け付けは終了しました。
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12月 2025
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